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2010年9月
私の故郷
 
私の故郷は中国の東部にある山東省の棗庄市というところです。都市の規模や伝統的産 業(石炭業)などから見れば、日本の北九州市に似ています。名物は棗と石榴です。山間 部には棗の木がたくさんあり、秋になると、新鮮な棗があっちこっちで売られています。 日本人はあまり棗を食べませんが、中国人は大好きです。新鮮な棗は甘くてシャキシャキ で果物として大人気。また、乾燥させた棗は潰してお菓子の餡子として使われたり、お粥 や饅頭、粽などに入れて食されたりしています。さらに女性の体にも良いということで漢 方薬としても重宝されています。
 
石榴もまた中国人には欠かせない果物で、私の故郷でもたくさん獲れます。郊外 にある山の一面に石榴の木がいっぱい植えられ、6月頃になると赤い花が咲き、山全 体が真っ赤に染まります。そして9月頃になると、大きな石榴が枝もたわわに実りま す。実は甘酸っぱくてそのまま食べられますが、ジュースにしても美味しいのです。
 
旧暦の8月15日(今年は新暦の9月22日)は中国では中秋節にあたり、お正月の次に大切 にされる伝統的祭日です。私の故郷では、中秋節の夜に家族がみんな集まって、棗と石榴 と月餅を食べながらお月見をするのが、昔からの習慣です。 (故郷の石榴に関するホームページ http://www.zhslw.com/

 

2010年8月
中国の夏休み

中国の学校も今は夏休みです。夏休み期間は地域ごとまたは学校ごとに多少異なりますが、大体7月(7月に卒業)から8月末(9月から新学期)となっています。

具体的には
小中、高校生:7月の中旬又は下旬~8月末まで
大学生:7月上旬~8月末まで
となっています。


ただし、中国では有名高校や名門大学への進学競争が非常に激しく、実際に夏休みのない中学校と高校はどんどん増えているのが現状です。

社会人の場合は、日本のお盆休みにあたるものがありません。ただ、旧暦の8月15日は中国の中秋節(家族が集まって名月を観賞し月餅を食べる節)で、大体2~3日の休みがあります。例えば、今年の中秋節は新暦の9月22日~24日ですからその間は休みですが、その代わり19日(日曜日)と25日(土曜日)は出勤ということになります。

 
ちなみに日本ではお盆に先祖の供養をしますが、中国のお墓参りは新暦の4月5日前後の清明節に行うという慣習があります。
 
2010年4月
中国の花
 
春はお花の季節ですね。今回は中国の花のお話です。日本の桜のように、中国を代表する花は「国色天香」と称される牡丹です。牡丹は中国で「花の王」と呼ばれ、唐の時代から、なんと1,500年もの間栽培され続けています。一番の名所は河南省の洛陽という所なので、牡丹は「洛陽花」とも呼ばれています。また山東省の荷沢市も名所の一つとして知られています。毎年4月から5月の間が牡丹の季節で、全国各地から、また海外からも大勢の花見客が訪れ賑わっています。私は荷沢市の牡丹を見たことがありますが、広い牡丹畑に赤、黄色、白、紫など色とりどりの大きな牡丹が咲き誇って大変素晴らしく、中には緑や墨のような色の牡丹もあって驚いたのを覚えています。
 
日本では、もうすぐツツジの満開を迎えますね。実は中国でもツツジは「十大名花」の一つで、全国各地にて栽培され人々に親しまれています。中国語名は「杜鵑花」。「杜鵑」は鳥の種類でもあり、日本の「ホトトギス」のことです。中国語では、なぜかツツジとホトトギスが同じ名前「杜鵑 du juan」になっているのです。
 
中国十大名花
 
梅花—花中君子
墙角数枝梅,凌寒独自开。
遥知不是雪,为有暗香来。
牡丹 —花中之王
庭前芍药妖无格,池上芙蕖争少情。
唯有牡丹真国色,花开时节动京城。
兰花—天下第一香
身在千山顶上头,突岩深缝妙香稠。
非无脚下浮云闹,来不相知去不留。
月季—花中皇后
牡丹殊绝委春风,露菊萧疏怨晚丛。
何似此花荣艳足,四时常放浅深红。
杜鹃花—花中西施
闲折两枝持在手,细看不是人间有。
花中此物是西施,芙蓉芍药皆嫫母。
山茶花—花中珍品
似有浓妆出绛纱,行光一道映朝霞。
飘香送艳春多少,犹如真红耐久花。
荷花—花中仙子
毕竟西湖六月中,风光不与四季同。
接天荷叶无穷碧,映日荷花别样红。
桂花—九里飘香
梦骑白凤上青空,径度银河入月宫。
身在广寒香世界,觉来帘外木樨风。
菊花—花中四君子之一
飒飒西风满院栽,蕊寒香冷蝶难来。
他年我若为青帝,报与桃花一处开。
水仙花—凌波仙子
娉婷玉立碧水间,倩影相顾堪自怜。
只因无意缘尘土,春衫单薄不胜寒。
 
2010年1月
中国で最も大きなイベントと言えば春節(旧正月、旧暦の1月1日)です。日本のお盆とお正月を合わせたような重要かつ盛大な祝祭日で、1週間程度の連休となります。旧暦に基づくので西暦のカレンダー上の日付は毎年異なり、連休のスケジュールもその都度発表されます。2010年の春節は2月14日となっています。
 
日本のお正月が‘わびさび’を基調としているならば、中国の春節は華やか、にぎやかと表現できるでしょう。では、中国人はどのようにお正月を迎えるのでしょうか。
 
*掃尘
旧暦で12月 23日から 30日までを迎春日と言いますが、掃尘日とも呼びます。すなわち一年間のほこりをきれいに叩いてさっぱりと新年を迎えるという意味です。
 
*春聯
春聯は 「春帖」、「対聯」、「対子」とも呼びますが、生活に対する願望を簡潔で妙な文句で細長い紙に書いて、玄関または大門に貼るものです。
 
またお正月になると、いろいろな所で、逆さまの「福」の字を見かけます。もちろん、それ自体飾り付けの意味もあるのですが、中国語で「逆さま」は「倒」、これは「到」(来る)という漢字と同じ発音なので、「福が来る」という意味になり非常に縁起のよい言葉なのです。デザインも凝っていて、標準的な花柄のものから龍や鳳凰、鯉や桃などの柄もあります。
 
*年夜飯
年夜飯はお正月を迎える直前、すなわち大晦日の食事です。「団円飯」とも言われる通り家族全員が仲良く集まらなければならないので、遠く離れて住んでいても年夜飯だけには必ず参加しなければならない重要な食事なのです。
 
ここにも遠い昔からの伝統があり、普段のおいしい食材を保存して、ふんだんに贅沢な一食を取るとの意味合いも含んでいます。中でもお魚と餃子は必ず用意される料理で、魚は「余」と同じ発音なので、毎年食材が余るようにという願望が含まれており、 餃子は昔の中国で流通した元宝の形に似せて作ってあるので、たくさん食べるほど翌年は良い財運が開けるとの意味が込められています。
 
*爆竹
爆竹は中国独特の生産品として、お正月を迎える時に無くてはならないものです。爆竹を鳴らす音が節日の楽しさをいっそう引き立ててくれるだけでなく、〔紅紅火火〕と悪魔を追い払い神を迎えるとされています。
 
爆竹はお正月・婚礼・ 還暦・新装開業などの特別な日にだけ鳴らされ、〔吉祥如意 幸運と願望達成〕の願いが込められています。
 
*拜年(新年の挨拶)
お正月の朝には、誰もが新しい服できれいに着飾り、近隣や親戚、お年寄りたちを訪ね春節を祝う言葉を述べ合う習慣があります。 一般に子供か30代以下の青年たちが挨拶に出向くのですが、原則的に女性と女の子は男の子より早く挨拶には出かけません。長い間お世話になった家には、家長が子供を連れて挨拶に行く、というのもあります。
 
*圧歳銭(お年玉)
日本のお年玉と同じく、主に年長者が後輩や子供にあげるのが普通です。家族と親戚が集まった所で赤い封筒に新札を入れて手渡され、後輩は新年の挨拶をし先輩は後輩の為になるアドバイスをしたりします。
 
*お正月のタブー
お正月からの数日は一年の初めを意味し、中国にはこの時期のタブー事項があります。 旧暦1月 1日から 1月 5日までは品物でもゴミでも屋外に出さず、物の貸し借りも一切無しです。これは、一年の最初から出るものは一年中出しっぱなしになると考えられているからです。一部の地域では年夜飯をたくさん用意しておいて、お正月以降何日間かはそれを温めて食べます。

2009年12月
前回、19世紀の偉大な言語学者であるリチャード・バートンをご紹介いたしました。そして、彼がどのようにして多くの言語を習得したのかということをお話ししましたね。 さて今回は、私たちの日々の語学学習に取り入れられそうな要素を、バートン自身の言葉を引用しながら具体的に検証してみましょう!
  1. 〔自分に必要と思われる単語と言い回しを書き出してリストにする〕 英語を例にとると、日常使われる基本的語彙はおよそ2,000ワードと言われています。それらをマスターすれば、ごく一般的な書物の9割が理解できます。
  2. 〔一回わずか15分ほど〕 バートンは時間を賢く使いました。何時間もぶっ通しで詰め込み勉強をするのではなく、15分くらいでいったん切り上げましょう。
  3. 〔1週間もあれば単語を300ほど暗記できる。その後は子供向けの読み物に挑んでみて・・・〕   いつかは ○○語を習得する! という最終ゴールのみの設定は、半ば強迫観念にとらわれがちです。そこで、短期目標を定めてみるのです。
  4. 〔一日に何百回も何千回も発音してみて、舌を音に慣れさせる作業も怠らなかった。〕   目標の言語に毎日触れること、そして一日のうち何度も思い返してみる、これらを習慣づけましょう。
  5. 〔・・・何とか読み終えたら、今度はその中の文法に着目し・・・〕   その言語に十分触れた後で文法の勉強に入ります。
  6. 〔次は自分が特に興味を持っていることが書かれた通常の書物にトライしてみた・・・〕   あなたが興味を持てる分野について書かれた本を読んでみましょう。
  7. 〔書物を読む時はもちろん声に出して読んだものである〕   声に出して読むことで、私たちの脳が鍛えられると同時に、内面からの理解がよりスムーズになるのです。
  8. そして最後に、モチベーションを保ち続けること!
これらの方法を是非試してみてはいかがですか? あなたの語学力は目覚しく進歩 することでしょう!
 
19世紀のイギリスの探検家にリチャード・バートンという人物がいました。彼は、生涯に渡り、インド・中東・アフリカ・アメリカ大陸などの国々を回って多くの業績を残しました。‘タンガニーカ湖の発見’と言えば、ぴんと来る方がおられるかも知れませんね。 一方で、言語学者及び作家としての顔も持つバートンはアラビアンナイトの英訳などを手がけ、その名は世界的に知られています。数多い業績の中で最も目を見張るのは、25-29種類もの言語を操ることができたという点ではないでしょうか。一説には40カ国語を話せたとする文献もあるようです。ヨーロッパ・アフリカ・アジア諸国の言葉など、言語学的見地から見てもそれぞれ全く異なるものであることから、いずれにせよ驚くべき快挙を成し遂げた人物と言わざるを得ないでしょう! 当時のイギリスにあって一流の言語学者、バートンの言葉を引用してみました。
 
「私は、まず単純な文法と語彙をヒントに、自分に必要と思われる単語と言い回しを書き出して暗記するという手法を取った。そのノートを、一回わずか15分ほどではあるが━━これが脳に刺激を与え続ける限度であり、それ以上続けてもなかなか覚えられるものではない━━ 一日に何度かに分けて覚えていくと、1週間もあれば単語を300ほど暗記できる。その後は子供向けの読み物に挑んでみて、文章中の意味がわからない言葉のうち、自分が覚えたいと思うものに印をつけて読み進める。そうやって何とか読み終えたら、今度はその中の文法に着目し、辞書などで詳細を調べ暗記する作業を行なう。一通り文法が理解できたところで、次は自分が特に興味を持っていることが書かれた通常の書物にトライしてみたのだ。ここに至るまでに一番骨が折れる部分は済ませたことになり、その後の進歩は、ぐっと早くなるだろう。 例えば、アラビア語のGhayn など英語には無い音に出会った時、大げさに聞こえるが、一日に何百回も何千回も発音してみて、舌を音に慣れさせる作業も怠らなかった。同時に、耳でも覚えるようにする為、書物を読む時はもちろん声に出して読んだものである。」
 
次回は、特筆すべきポイントを交えながら、この‘バートン式’をより具体的に掘り下げてみて、私たちの語学学習にどのように役立てることができるのか検証してみましょう。
 
2009年11月
* 漢民族の伝統行事
中国の伝統行事は1949年の新中国設立以前から旧暦に従がって行われています。旧暦は中国の気候と生活習慣に密着しており、公的な面では新暦、生活面では旧暦というように両者が共存しているのです。
 
◎春節(旧正月) 春節は1年で最もにぎやかな時です。大みそかまでは家の大掃除をして、春聯を貼って、年画を飾って、そして大みそかに家族全員でテーブルに囲み、豪華な「年越し料理」を食べながら、新年を迎えます。
◎ 元宵節(小正月) 旧暦の1月15日は小正月で、この日、公園や建物などをちょうちんで飾り、家では元宵団子を食べます。
◎ 清明節(彼岸) 清明節は新暦の4月5日前後で、この時期にお墓参りをする習慣があります。
◎ 端午の節句 旧暦の5月5日で、戦国時代の楚国の愛国詩人“屈原”が川に身を投じた日とされ、この日にちまきを食べる習慣があります。
◎ 中秋節 旧暦8月15日の夜満月で“中秋節”と呼ばれ、この夜、団欒のお酒を飲み、月餅を食べながら、月見をする習慣があります。
 
* 少数民族の祭り
漢民族以外の少数民族の間では、様々な伝統行事が行われています。例えば、毎年7,8月に催す盛大なモンゴル族のナダム祭りがあり、期間中は競馬、モンゴル相撲などが行われ、物質の交流も図られます。
またタイ族の水かけ祭りや、イ族・ナシ族などのたいまつ祭り、イスラムの断食明けの祭りなどがあります。
元旦:正月 新暦の1月1日 1日休み。
 
2009年10月
中国の国民の祝日
*2009年現在、法定の祝日は年間で11日となっています。
元旦:正月 新暦の1月1日 1日休み。
春節:旧正月 旧暦の1月1日 (概ね新暦の1月下旬~2月上旬の間)3日休み。
清明節:24節気の1つ 新暦の4月5日前後 1日休み。
国際婦人デー:新暦の3月8日 女性だけの半日休み。
植樹デー:新暦3月12日 休みなし。
メーデー:新暦5月1日 1日休み。
中国青年デー:新暦5月4日 14歳以上の青年だけの半日休み。
端午の節句:旧暦5月5日 1日休み。
国際看護婦デー:新暦5月12日 休みなし。
国際児童デー:新暦6月1日 13歳以下の少年児童だけの1日休み。
中国共産党創立記念日:新暦7月1日 休みなし。
中国人民解放軍建軍記念日:新暦8月1日 現役軍人だけの半日休み。
教師デー:新暦9月10日 休みなし。 
中秋節:旧暦8月15日 1日休み。
建国記念日:新暦10月1日 3日休み。
記者デー:新暦11月8日 休みなし。
 
*法定の祝日は年間11日のみですが、実際はそれより多く休みます。大型連休となるのは、メーデー、建国記念日、旧正月です。
 
2009年9月
中国の結婚事情
中国の結婚事情はここ二十数年で大きく変わってきた。とくに北京や上海のような大都市圏では、結婚に対する考え方や結婚年齢、結婚式の方法などが変わり、日本とほぼ同じような傾向が現れている。

まずは晩婚化が進んでいる。中国の法律で定められた婚姻可能年齢は、男性22歳、女性20歳以上であるが、近年、平均初婚年齢は上昇しており、2006年の平均初婚年齢は、男性28歳、女性は26歳で、1990年代に比べて2歳上回っている。また都市部では、結婚しない、あるいはできない成人男女が増え続け、未婚率は上昇を続けている。現在の中国では、25歳から44歳までの女性のうち、3.3%は独身だと言われている。  


また、いわゆる ‘できちゃった結婚’ が増加傾向にある。中国南部の大都市広州では、2008年に結婚した夫婦の約3割ができちゃった結婚だと報道されている。


20年前の中国では、結婚前の同棲は許されず、発覚すれば職場の同僚の前で批判されたり、クビになったり、場合によっては逮捕されるということもあったが、現在、規制が緩和され完全に個人の自由となり、都市部では結婚する前の同棲はごく普通のこととされている。  


結婚式に関しては派手に行うことが多い。中国には専門の結婚式場がなく、一般に高級ホテルや広い集会所で結婚式を行う。富裕層は湖畔の別荘を貸し切り、10台以上の輸入車を婚礼用に仕立てて新婚旅行に行く。「三大件」(住宅、車、紙幣)が富裕層の結婚必需品となったのである。もちろん結婚式に招かれたらお祝金や豪華なお祝い品を渡さなければならない。結婚式ではウェディングドレスが主流となっている。  


結婚しても女性の姓を変える義務はなく夫婦別姓が一般的である。生まれた子供はほとんど父親と同じ姓となるが、希望すれば母親の姓にすることも可能である。また「一人っ子政策」が80年代から実施されており、今でも夫婦一組あたり子供1人しか生むことが出来ない。違反したら罰金を払わされたり、公務員であれば辞めさせられたりといった懲罰を受けることになる。  


離婚に関しては、ここ十数年、離婚そのものの考え方や離婚率などが激変していると言える。人に紹介され見合った家柄の相手と結婚したお見合い時代から自由恋愛結婚の時代へと大きく変化したが、離婚率は以前より何倍も増えてきている。最近では平均16%となり、殊に北京では、20%の夫婦が結婚から3年以内に離婚しているというデータがある。その背景には、結婚は個人の自由であり、1人で幸せなら結婚しなくてもいい、結婚しても愛情がなくなったら簡単に離婚を選ぶ、このような若者が増えているということがあるだろう。離婚はもうすでに以前ほど重く見られることがなく、結婚と同じようにごく普通のこととなってきているのである。

2009年8月
中国語の方言と共通語
「中国語」と「漢語」 「中国語」とは、もちろん中国で話されている言葉のことですが、実は中国語の辞書には「中国語」という言葉はありません。中国人も自分たちの言葉を「中国語」とは呼びません。中国は56の民族からなる多民族国家であり、自民族の言語を使用する民族があります。ですから、少数民族の言葉もすべて「中国語」となっています。日本で言われている「中国語」は「漢民族が使っている言葉」という意味で「漢語」のことです。漢民族は中国の最大の民族であり、全人口の93%あまりを占めています。いわゆる「中国語」の正式の名称は、実際には「漢語」なのです。

「方言」と「共通語」
同じ漢民族の話す「漢語」とはいっても、その方言間には大きなへだたりがあります。「漢語」の方言は、①北方方言(北京語ほか)、②呉方言(上海語ほか)、③湘方言(長沙語ほか)④贛方言(南昌語ほか)、⑤客家方言(広東)、⑥閩方言(福州語ほか)、⑦粤方言(広州語ほか)、という7大方言に分類されます。「方言」といっても「東北弁」とか「関西弁」といった程度の違いではなく、それぞれ「上海語」「広東語」「福建語」と呼ぶにふさわしい、それこそお互いに外国語ほどの違いがあります。あるヨーロッパ人が北京語と広東語の違いを調べたところ、そのへだたりは英語とドイツ語の違いより大きかったそうです。 そこで、全国的に広く通用する共通語(中国語では『普通話』という)の普及に力が入れられ、1956年に中国国務院によって共通語は制定されました。この共通語は、①北京語音を標準音とする、②北方方言の語彙を基礎とする、③現代白話文を文法の基準とする、として定められたものです。共通語は北京語と思われますが、狭義の北京語も北方方言の一つで、共通語ではありません。


2009年7月
中国の学校制度は、6-3-3-4制、すなわち、小学校6年、中学校3年、高校3年、大学4年を基本にしています。年2学期制度で、1学期は9月から、2学期は2月からです。中学までは教育法に基づく「9年義務教育」を実施しています。日本との大きな違いといえば、新学期が9月に始まるという点です。


中国は学歴社会で、教育ブームは過熱しています。大学への進学ブームがその1つです。かつては大卒者が少なく「大学卒=エリート」という図式があり、大卒の学歴は良い仕事と高い生活水準を手に入れる「切符」とされてきました。国民の間では、いかにレベル高い教育を子供に与えるかが最大の関心事と言えるほどでした。そのため、大学への進学者は1999年頃から毎年約30%ずつ増加し続け、大学の新入生の人数が、99年の108万人から去年は600万人にまで急増しました。しかし、大卒者の急増により、近年、大卒者の就職難が発生し、就職率は70%前後に留まっています。この就職難の影響から、大学進学ブームは少し冷めた様子を見せています。今年の全国統一入試は6月7-8日に行われましたが、受験者は1020万人で、2008年と比べ約40万人(3.8%)減少しました。「大学卒=エリート」という図式が徐々に成立しなくなるにつれて、大学進学に対する考えは次第に冷静になりつつあると言えるでしょう。


2009年6月
中華料理は日本でもかなり人気がありますね。中華と言ったら皆さんはどんなイメージがわくのでしょうか。北京ダック、麻婆豆腐、餃子、チャーハン、飲茶などといったものになるでしょうか。実は一言で中華料理と言っても地方によって味がかなり違います。北京料理は甘味噌、醤油をよく使うこってり系で、四川料理は、山椒と唐辛がいっぱい入っている辛い系で 、そして上海と広東料理は、お砂糖と醤油がベースに、日本料理にもっとも近い味付けをしています。ちなみに私は辛い系です。広島で四川料理を食べたいなら横川駅あたりにある「老四川」というお店があります。また手軽に食べれる広東料理のお店は宝町の「味喜」があります。北京ダックなど豪華な中華料理を食べたいならリーがロイヤルホテルの6階にある「龍鳳」というお店がお薦めです。ちょっと高いですが、色々と 本格的な中華料理を楽しめます。
 
2009年5月
エイブルでは生徒さんの数も順調に増え続けておりますので、この度データベースを整理しましたよ。 そこで気がついたのは、平均継続年数がなんと(!)4.9年、ほぼ5年ということがわかりました。これは驚くべき数字ではありませんか??? ちなみに、他社さんの状況を確認しようとしたのですが、ほとんどのスクールが公開してません。唯一G社だけ、平均3〜4年継続、と書いてありました。 エイブルは自信を持って公開します!
 
2009年2月
中国語講座サイト・オープン


ABLE中国語講座について

レッスン風景エイブル・スクールは、広島市の中心部、中区銀山町というロケーションにも恵まれ、おかげさまで創立10年目を迎えました。
英会話、韓国語、ヨーロッパ言語など様々なレッスンを行っていますが、中でも中国語は人気講座の一つです。
多くの企業が中国市場に進出していることから、さまざまなビジネスシーンで、中国語が必要とされるようになったこともあり、生徒さんの数も増えつつあります。
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このような生徒さん、ひとりひとりのニーズに応えるため、エイブル・スクールでは、”小さな会社”の利点を生かし、基礎中国語クラス、ビジネス中国語クラス、キッズ中国語クラスなど、フレキシブルなレッスンを行っております。
ベテラン講師が丁寧に指導するエイブル中国語講座。ぜひ一度、無料体験レッスンを受けてみてはいかがでしょうか?

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